【自作デスクトップPC】必要なパーツと選び方

自作デスクトップPCに必要なパーツと、パーツの選び方 ハードウェア
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自宅では、主に自作デスクトップPCを使っています。

自作PCって、パーツ選びからもうワクワクして楽しいんですよね。
いろいろな製品を比較しながら、スペックや規格を確認したり。

今回は、初心者向けに自作PCに必要なパーツと、パーツの選び方を紹介します。

また、僕が実際に使用している自作デスクトップPCの構成と、購入パーツも紹介したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • 自作PCに必要なパーツを知りたい
  • 自作PCのパーツの選び方を知りたい
  • コンパクトな自作PCを組みたい
  • コスパ重視でパーツを選びたい

自作PCに必要なパーツ

自作PCに必要なパーツは何か。

必須のパーツ、あると便利なパーツ、PC周辺機器に分けて解説します。

必須のパーツ

こちらが、自作PC本体に最低限必要なパーツとそれぞれの役割です。

必須のパーツ役割
CPUPCの頭脳にあたる演算・制御装置
メモリデータ保管を行う主記憶装置
ストレージ
(SSD・HDD)
データ保管を行う補助記憶装置
マザーボードパーツを繋ぐ電子回路基板
電源ユニット電力を供給する
PCケースパーツを格納する

これらの組み合わせで、PC本体は成り立っています。

あとは、これらのハードウェアをコントロールする基本ソフトウェアのOSをインストールして、ようやく人が操作できるようになります。

あると便利なパーツ

必要なパーツ以外に、あると便利なパーツについて。

あると便利なパーツ
  • グラフィックボード
  • 無線LANカード
  • DVD/ブルーレイディスクドライブ

複数のモニターを接続したい、PCゲームがしたいとなれば、グラフィックボードが必要になります。
CPUの種類によっては、グラフィックボードが必須のものもあります。

デスクトップPCをワイヤレスで使いたければ、無線LANカードを搭載すれば可能です。

また、DVD/ブルーレイディスクを再生するには、光学ドライブが必要ですね。

必要なPC周辺機器

最後に、PC周辺機器について。

必要なPC周辺機器
  • モニター
  • マウス
  • キーボード

モニター・マウス・キーボードの3つは、PCを操作するのに必要です。

モニターはHDMI等で、マウス・キーボードはUSBやBluetoothなどで接続します。

どれも汎用的なものなので、別のPCで使っているものがあれば、買い足さずに流用するのもアリですね。

初心者向け 自作PCのパーツの選び方

自作PCのパーツはどのように選べばいいか、僕なりの考えを説明しますね。

用途からスペックを考える

まずは、自作PCをどのような用途で使うのかを考えましょう。

用途によって必要なスペックは変わります

用途スペック
インターネット
Office
動画配信サービス(VOD)
プログラミング中~高
PCゲーム

ざっくりと書きましたが、インターネット・Office・VOD視聴などはそれほどスペックは必要ありません。
ただし、もちろんスペックの高い方が快適さは上回ります。

プログラミングで統合開発環境やローカルサーバーを使いだすと、低スペックだと厳しくなります。

また、PCゲームをするには、グラフィックボードを搭載しないと快適なプレイは難しいでしょう。

予算を決める 5万?10万?

次は、予算です。

低スペックのパーツを揃えたり、他のPCから一部パーツを流用する、中古品を購入する等で、5万以内でも自作PCは組むことができます。

でも、低予算で低スペックのPCを組むと、だいたいすぐにどこかで不満が出てくるんですよね。
で、新たにパーツを買い替えていくと、結局高くついたり…。

そのため、初めから10万以下で考えて、そこそこ満足いくもので組んでおく方がいいと思います。

ちなみに、グラフィックボードにこだわりだすと、10万・20万と余裕で予算を超えていきます。

パーツはマザーボードから選択する

パーツの選択は、マザーボードから決めると簡単です。

マザーボードの三大規格のサイズは、以下の通り。

マザーボード規格最大サイズ
ATX305×244mm
(12×9.6インチ)
MicroATX244×244mm
(9.6×9.6インチ)
Mini-ITX170×170mm
(6.7×6.7インチ)

マザーボードを決めると、PCケースはその規格に対応したものに絞られます。

また、マザーボードのCPUソケット・メモリソケット・M.2スロット・PCIe拡張スロットの規格によって、装着できるパーツが限られます。

このように、マザーボードをどれにするか決めると、自ずと他のパーツの選択肢が限られていくので、どのパーツにするか決めやすくなります。

自作デスクトップPCを組む

では、実際に僕が使っている自作デスクトップPCを紹介します。

コンセプトは、コンパクト・コスパ重視です。

コンパクト・コスパを重視する理由

僕はこれまでミニタワーケースのBTOパソコンを利用していましたが、ミニタワーと言っても結構大きいんですよね。

5.25インチ DVDドライブベイも搭載されていて、便利なことは便利ですが、使用頻度は少なかったです。

そのため、置き場所も狭いこともあって、もっとコンパクトなPCケースで組みたいなと思いました。

自作デスクトップPCの用途と予算

自宅のデスクトップPCでは、主に以下の用途で使っています。

用途
  • インターネット
  • Office
  • テレビ視聴
  • VOD視聴
  • レンタルブルーレイ視聴
  • ブログ投稿
  • 軽く画像・動画編集
  • ときどき仕事・テレワーク
  • ときどき開発・プログラミング

3Dゲームをしたり、ゴリゴリ開発したり、動画を編集する訳でもないので、そこまでハイスペックなマシンは必要ありません。

コスパを重視して、必要十分な性能があればOKかなと。

不満が出てくれば拡張すれば大丈夫な訳ですし。

そのため、自作デスクトップPC本体の予算は10万以下で考えました。

自作デスクトップPCのパーツ一覧

コンパクト・コスパ重視で購入した自作デスクトップPCのパーツ
パーツ一覧
【購入パーツ】 【流用パーツ】 【PC周辺機器】

今回は、これまで使用していたBTOパソコンのパーツを一部流用しています。

購入パーツは全部で5万円ぐらいです。

流用パーツは2万ぐらい、インストール済みOS(Windows 10 Pro)を2万と考えると、合計10万円以下に十分収まると思います。
(※購入時の価格。PC周辺機器除く。)

それぞれの詳細を見ていきます。

【PCケース】JONSBO V4

MicroATXマザーボード対応でコンパクトなJONSBO V4 PCケース

PCケースは、JONSBO(ジョンスボ) V4にしました。

こちらは、MicroATXマザーボード対応のコンパクトでシンプルなPCケースです。

通常サイズのMicroATXマザーボードやATX電源ユニットがそのまま使えるので、かなり気に入っています。

V4の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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JONSBO V4で自作PCを組み立てた様子は、こちらの記事を参考にしてください。

その他、MicroATXマザーボード対応のコンパクトなPCケースは、こちらの記事を参考にしてください。

【CPU】Intel Core i5-9400F

Intel Core i5-9400F

CPUは、Intel Core i5-9400Fです。

Intel第9世代のCPUで、サフィックス「F」付きのGPU非搭載モデル。

グラフィックボードは必須となりますが、その分安くてコスパ最強です。

Intel Core i5-9400Fの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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Intel Core i5-9400Fのスペックとベンチマークは、こちらの記事を参考にしてください。

【マザーボード・メモリ】ASUS PRIME H310M-E R2.0|シリコンパワー DDR4-2666

マザーボードは、MicroATXのASUS PRIME H310M-E R2.0です。

MicroATXマザーボードにしたのは、今まで使ってきたから、Mini-ITXに比べて安いからという単純な理由です。

実際に使っていて、Mini-ITXだと小さすぎて組みにくそうだし、拡張性も低いからMicroATXマザーボードの方が自分には合っているなと思いました。

こちらは、PCI Express 3.0・M.2ソケット・メモリスロット DDR4-2666を備えた十分なスペックのマザーボードです。

メモリはシリコンパワー製で、8GB×2の16GBという構成です。

ASUS PRIME H310M-E R2.0シリコンパワー メモリ DDR4-2666の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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ASUS PRIME H310M-E R2.0のスペックと各種設定は、こちらの記事を参考にしてください。

【ファンレスグラフィックボード】ASUS GT710-SL-2GD5

ファンレスグラフィックボード ASUS GT710-SL-2GD5

グラフィックボードは、ファンレスタイプのASUS GT710-SL-2GD5を選びました。

ファンレスグラフィックボードは、PCケース内のエアフロ―を考慮する必要がありますが、低電力で静音性に優れています

僕はデュアルディスプレイとウルトラワイドモニターで使用しましたが、PCゲームをやるわけではないので、特に不満もなく使えています。

GT710-SL-2GD5の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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ASUS GT710-SL-2GD5のスペックとベンチマーク結果は、こちらの記事を参考にしてください。

その他のファンレスグラフィックボードの比較は、こちらの記事を参考にしてください。

【無線LANカード】Ziyituod 無線LANカード

Ziyituod 無線LANカード

自作デスクトップPCをワイヤレス化するために、無線LANカードを購入しました。

Intel Wi-Fi 6 AX200 Moduleを搭載したPCI Express拡張カードで、Wi-Fi 6・Bluetooth 5.1に対応しており、なかなかコスパが良いです。

Ziyituod 無線LANカードの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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Ziyituod 無線LANカードでデスクトップPCをワイヤレス化した様子は、こちらの記事を参考にしてください。

【ATX電源ユニット】玄人志向 KRPW-N600W/85+

ATX電源ユニット 玄人志向 KRPW-N600W/85+

ATX電源ユニットは、玄人志向 KRPW-N600W/85+を流用しました。

600Wも必要ないと思いますが、流用なので仕方なく…。

通常サイズよりもコンパクト設計で、フラットケーブルで使いやすい電源です。

色がブラックなのもカッコイイ。

玄人志向 KRPW-N600W/85+の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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デスクトップPCに玄人志向 KRPW-N600W/85+を搭載した様子は、こちらの記事を参考にしてください。

【ストレージ】Samsung SSD|WD HDD Blue

ストレージ Samsung SSD 250GB、WD HDD Blue 1TB

ストレージは、Samsung SSD(250GB)、WD HDD Blue(1TB)を流用しました。

OSはWindows 10 Pro(64bit)をインストール済みです。

SSDは2.5インチなので、どちらもSATA接続です。

現状で特に不満はないのですが、マザーボードがM.2対応なので、M.2に移行しようかな?でもやっぱり2.5インチが好きかな?と揺れ動いています。

Samsung SSD 860 EVOWD HDD Blueの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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ちなみにその後、Windows 10から11へアップグレードしています。

【マウス・キーボード】Logicool M720r TRIATHLON|K375s

マウス・キーボードは、どちらもLogicool製のM720r TRIATHLONK375sを使用しています。

ロジクール独自のUnifyingレシーバーによるワイヤレス接続で、1つのレシーバーでマウス・キーボード共に接続可能です。

また、Easy-Switch機能搭載で、3台までの複数PCで簡単に切り替えて使用できます。

UnifyingはBluetoothよりも安定している印象で、快適に使用できています。

M720r TRIATHLONK375sの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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Logicool M720r TRIATHLONK375sの使用感は、こちらの記事を参考にしてください。

【ウルトラワイドモニター】LG 34WL75C-B

LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-B

モニターは、LGのウルトラワイドモニター 34WL75C-Bを使用しています。

アスペクト比21:9、解像度3440×1440pxの超横長の曲面ディスプレイです。

画面を分割すれば、フルHD2台のデュアルディスプレイに近いサイズで使用できて、とても便利。

価格はかなり高めで、これ1台で他のパーツ全部買えそうなぐらいですが、その価値は十分あるウルトラワイドモニターです。

LG 34WL75C-Bの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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LG 34WL75C-Bの使い心地は、こちらの記事を参考にしてください。

【外付けブルーレイドライブ】I-O DATA EX-BD03K

I-O DATA 外付けポータブルブルーレイドライブ EX-BD03K

PCケースにはDVD/ブルーレイドライブを搭載できないので、I-O DATAの外付けポータブルブルーレイドライブ EX-BD03Kを使用しています。

高解像度のウルトラワイドモニターでは、DVDの解像度は低すぎてぼやけて見えるので、ブルーレイがおすすめです。

このブルーレイドライブはUSBバスパワーに対応で、ACアダプタなしで使えるので便利ですよ。

I-O DATA EX-BD03Kの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

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I-O DATA EX-BD03Kのレビューは、こちらの記事を参考にしてください。

自作デスクトップPC 必要なパーツと選び方 まとめ

今回は、自作PCに必要なパーツと選び方、僕が使っている自作デスクトップPCの構成、購入パーツを紹介しました。

必要なパーツと選び方
  • 必要なパーツ
    • 本体:
      CPU・メモリ・ストレージ・マザーボード・電源ユニット・PCケース
    • あると便利:
      グラフィックボード・無線LANカード・DVD/ブルーレイディスクドライブ
    • PC周辺機器:
      モニター・マウス・キーボード
  • パーツの選び方
    • 用途を考えると必要なスペックが分かる
    • 予算は10万以下で、そこそこ満足いくものを組む
    • マザーボードから決めると他のパーツを選択しやすい
購入パーツ一覧
【購入パーツ】 【流用パーツ】 【PC周辺機器】

僕が購入したパーツは、コンパクト・コスパ重視したい人にはおすすめです。

自作デスクトップPCを組む際に参考になれば幸いです。

ハードウェア
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えふめん

大阪在住、30代。
業務系SE・社内SE。

PCトラブルの調査、自作デスクトップPCのこと、PC周辺機器のレビューなどの記事を書いています。

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