【Intel Core i5-9400F レビュー】コスパ最強CPUのスペックとベンチマーク

Intel Core i5-9400Fのレビュー ハードウェア
この記事は約6分で読めます。

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

自作デスクトップPCのCPUをIntel Core i5-9400Fにしました。

Intel Core i5-9400Fは、2019年に発売された第9世代(Coffee Lake Refresh)のインテル Coreプロセッサーです。

このCPUのコスパは最強。
AmazonでCPU部門のベストセラー1位(2020年3月現在)にもなっていて、とても人気なんですよね。

どんな感じかスペックを確認しながら、レビューしたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • グラフィックボードを搭載したPCを使っている
  • 低予算で自作PC・ゲーミングPCを組みたい
【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!

Intel Core i5-9400Fの詳細

CPUの詳細を見ていきます。

特徴

Intel Core i5-9400F

第9世代から出てきたサフィックス「F」付き製品の特徴は、内蔵GPUが非搭載となっています。
その分、価格が抑えられているので、低予算で自作PCを組みたい人にはとてもメリットです。

内蔵GPUがありませんので、グラフィックボード(ビデオカード)は必須です。

その他、「F」付き製品はIntel vProなどの企業向けの機能が使用できません。

ゲーミングPCで使用する場合は、高性能なグラボを搭載していることが多いので、そういう方には内蔵GPU非搭載でもあまり影響はないと思います。

僕はPCゲームはしませんので、低価格・ローエンドモデルのファンレスグラフィックボードを比較して、ASUSのファンレスグラフィックボードを購入して搭載しました。

デュアルディスプレイやウルトラワイドモニターで使用していますが、全然問題なく使えています。

スペックと価格

インテル製品情報によると、Intel Core i5-9400Fの主なスペックは以下の通りです。

i5-9400Fi5-9400i5-8400i5-7400
世代第9世代第9世代第8世代第7世代
発売日Q1’19Q1’19Q4’17Q1’17
希望小売価格
(RCP)
$157.00$182.00$182.00-
$187.00
$182.00
コア
(スレッド)
6(6)6(6)6(6)4(4)
クロック周波数
(ターボブースト)
2.90GHz
(4.10GHz)
2.90GHz
(4.10GHz)
2.80GHz
(4.00GHz)
3.00GHz
(3.50GHz)
キャッシュ9MB9MB9MB6MB
TDP65W65W65W65W
ソケットLGA1151LGA1151LGA1151LGA1151
メモリDDR4-2666DDR4-2666DDR4-2666DDR4-2133/2400
DDR3L-1333/1600
GPUN/AUHD 630UHD 630HD 630

i5-9400と比較すると、内蔵GPU搭載/非搭載の違いのみです。

つまり、内蔵GPU非搭載で価格が抑えられているわけです。

同世代の上位モデルのi5-9500・i5-9600と比較すると、クロック周波数が上がる分、上位モデルの方が値段も高くなっています。

それにしても、i5は第7世代(Kaby Lake)以前は4コア・4スレッドが最大でしたが、第8世代(Coffee Lake)以降は6コア・6スレッドになってるんですよね。

こうなるともう相当なヘビーユーザーではない限り、i7以上を選択する必要はないと思います。

付属品

Intel Core i5-9400F 付属品
付属品
  • CPU本体
  • リテールクーラー(純正ファン)
  • 製品説明書

Intel Core i5-9400Fの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!

Intel Core i5-9400Fのベンチマーク比較

ベンチマークの結果を見ていきます。

同世代・旧世代のCore i5シリーズとの比較

Intel Core i5-9400Fのベンチマーク比較
PassMark CPU Benchmarks

PassMark CPU Benchmarksで、同世代・旧世代のCPUと比較してベンチマークを調べました。

CPUベンチマーク比較
  • Intel Core i5-9600
  • Intel Core i5-9500
  • Intel Core i5-9400F
  • Intel Core i5-9400
  • Intel Core i5-8400
  • Intel Core i5-7400

これらの中では、Intel Core i5-9400FのCPU Value費用対効果)はダントツです。

上位のモデルと比べて性能の差も少ないので、やはりコスパは最強と言えますね。

旧世代のCore i7シリーズとの比較

Intel Core i5-9400F・i7-4770のベンチマーク比較
PassMark CPU Benchmarks

また今回は、第4世代のIntel Core i7-4770から買い替えましたので、i7-4770・i5-9400Fのベンチマークも比較しました。

PassMark CPU Benchmarksで両者を比較すると、以下のような結果でした。

i5-9400Fi7-4770
CPU Mark9,6387,123
CPU Single Thread2,4462,098
Price$119.99$172.92
CPU Value80.3241.19
TDP65W84W
Running cost per year$11.86$15.33

いずれもi5-9400Fの方が上回っており、CPU Valueは倍ぐらいの差になっています。

また、i5-9400Fの方がTDPも低いので、消費電力も少なくなるでしょう。

性能は高く、低価格で省エネなので、i5-9400Fの圧倒的勝利です。

実際に使っていてパワー不足を感じることもないので、古いi7シリーズを使用していて現状に不満のない方は、i5-9400Fで十分満足できると思います。

Intel Core i5-9400Fの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!

LGA1151ソケットのマザーボードを選ぶ際の注意点

LGA1151ソケット

Intel Core i5-9400Fのソケットは、LGA1151です。

このソケットは第6世代から使用されていますが、対応するチップセットが異なります。

対応チップセット
  • 第9世代・第8世代 … LGA1151(300シリーズ・チップセット)
  • 第7世代・第6世代 … LGA1151(200/100シリーズ・チップセット)

これらはそれぞれ互換性がないので、購入時は注意しましょう。

また、第9世代のCPUを使用する場合にBIOSアップデートが必要なものもあります。

ですので、マザーボード購入時は第9世代対応のものを選択しておいた方が無難です。

僕は、こちらのASUSのMicroATXマザーボード PRIME H310M-E R2.0を選びました。

第9世代対応と書かれているので、安心して購入できました。

Intel Core i5-9400F まとめ

今回は、Intel Core i5-9400Fについてレビューしました。

まとめ
  • 内蔵GPU非搭載でグラフィックボード必須
  • 6コア・6スレッドで性能は高い
  • 低価格

といった感じで、コスパ最強のデスクトップ用CPUです。

自作PC・ゲーミングPCのCPU選びで、ある程度性能は高く、低価格に抑えたい方にはおすすめですよ。

Intel Core i5-9400Fの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!
ハードウェア
\よかったらシェアしてね!/
えふめん

大阪在住、30代。
業務系SE・社内SE。

PCトラブルの調査、自作デスクトップPCのこと、PC周辺機器のレビューなどの記事を書いています。

えふめんをフォローする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
俺の開発研究所

コメント

タイトルとURLをコピーしました