PCで市販・レンタルのブルーレイディスクを再生するには、ブルーレイ再生ソフトが必要です。
僕はWindows 10・11のPCを使用していますが、残念ながらデフォルトの状態ではDVD・ブルーレイディスクを再生できるメディアプレイヤー・動画再生ソフトは付属しません。
ブルーレイディスクを再生したい場合は、自分でブルーレイ再生ソフトを探す必要があります。
そこで今回は、無料・有料のブルーレイ再生ソフトを紹介します。
ブルーレイディスク対応の光学ドライブは必須
先に、前提条件です。
ブルーレイディスクを再生するには、いずれのソフトを使用する場合もブルーレイディスク対応の光学ドライブが必要です。注意しましょう。
僕は、外付けポータブルブルーレイドライブのI-O DATA EX-BD03Kという製品を使用しています。
Windows 10/11・macOS対応のメディアプレイヤー一覧
今回紹介するブルーレイディスクを再生可能なメディアプレイヤー・動画再生ソフトは、以下の5つです。
メディアプレイヤー | 無料/有料 | 対応OS |
---|---|---|
VLC media player | 無料 | Windows macOS Linux Chrome OS 等 |
Leawo Blu-ray Player | 無料 | Windows macOS |
Macgo Windows Blu-ray Player | 無料 (ウォーターマークあり) | Windows |
PowerDVD Ultra | 有料 | Windows |
WinDVD Pro ※2023年4月末で販売終了 | 有料 | Windows |
それぞれの詳細を次項で紹介しますね。
無料のブルーレイ再生ソフト
まずは、無料で使えるブルーレイ再生ソフトから紹介します。
ちなみに、それぞれの画像はレンタルしたブルーレイの映画 TENET テネット を再生している様子です。
VLC media player
VLC media playerは、マルチプラットフォーム対応のメディアプレイヤーです。
PCの対応OSは、Windows・macOS・Linux(Ubuntuなど)・Chrome OSなど、iOS・Android用のモバイルアプリまで揃っています。
オープンソースで開発されているので、完全に無料で使えて、鬱陶しい広告もありません。
シンプル・軽量で人気のソフトですが、デフォルトの状態では市販・レンタルのコピーガードされたブルーレイディスクは再生できません。
VLC media playerでコピーガードのブルーレイを再生する方法は、こちらの記事を参考にしてください。
Leawo Blu-ray Player
Leawo Blu-ray Playerは、無料で使える優秀なメディアプレイヤーです。
Blu-ray・DVD・ISO・4K動画等を再生可能で、Windows・Mac版の2つが用意されています。
使用するには、Java(JRE)もインストールする必要があります。
無料版は一時停止させるとポップアップ広告が出ますが、映像を見るのに全然邪魔にはなりません。
有料のプレミアムバージョンにアップグレードすると、広告なしになり、ブルーレイ・DVDのMKV変換機能を使用できるようになります。
Macgo Windows Blu-ray Player
Macgo Windows Blu-ray Playerも無料で使えることは使えますが、どちらかというと製品の体験版です。
無料の状態だと、ウォーターマーク(透かし)が入った状態で映像を再生できます。
Leawo Blu-ray Playerと同じく、Blu-ray・DVD・ISO・4K動画等が再生可能となっています。
有料のブルーレイ再生ソフト
次に、有料のブルーレイ再生ソフトを紹介します。
PowerDVD Ultra
CyberLink社(サイバーリンク)のPowerDVDは、パッケージソフトのメディアプレイヤーの中で一番有名ですね。
エディションは、Standard・Pro・Ultra・365(サブスクリプション版)に分かれており、ブルーレイディスクの再生が可能なのはProエディション以上です。
Ultra・365エディションは、Ultra HD Blu-rayや8K動画・VR動画再生にも対応していて、かなり高機能。
とりあえず一般的なブルーレイディスクが再生したいだけならProエディション、全機能を利用したいならUltraエディションか、365エディションを選択しましょう。
機能と金額のバランス的には、これ一つで全て済むUltraエディションがおすすめです。
PowerDVD Ultra
の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
PowerDVDのレビューとエディション比較は、こちらの記事を参考にしてください。
WinDVD Pro
Corel社(コーレル)のWinDVDは、国内メーカーのPCによくプリインストールされているメディアプレイヤーです。
機能面ではPowerDVDに劣るものの、その分価格は安め。
Blu-ray 3Dにも対応した再生ソフトです。
WinDVDのレビューとどこで購入するのが一番安いのかは、こちらの記事を参考にしてください。
市販・レンタルのブルーレイを再生できない動画再生ソフト
最後に、実際に試してみて市販・レンタルのブルーレイを再生できなかったメディアプレイヤー・動画再生ソフトを挙げておきます。
MPC-BE
MPC-BE(Media Player Classic Black Edition)は、Windowsで動作するオープンソースのメディアプレイヤー・動画再生ソフトです。
MPC(Media Player Classic:メディアプレーヤークラシック)の派生版として生まれ、オリジナル版の更新は終了していますが、MPC-BEは2021年4月現在も開発が行われています。
シンプルで軽くて使いやすいソフトウェアですが、市販・レンタルのブルーレイディスクは再生できませんでした。
市販・レンタルのブルーレイディスクはコピーガードが施されているので、それらを解除・リッピングできるようなソフトと合わせて使う必要がありますね。
VLC media playerのように、機能拡張して再生する方法はなさそうです。
ブルーレイディスク自体は再生できるので、自分で撮影・作成したものは問題なく再生できますよ。
ブルーレイ再生ソフト まとめ
今回は、無料・有料のブルーレイ再生ソフトを紹介しました。
メディアプレイヤー | 無料/有料 | 対応OS |
---|---|---|
VLC media player | 無料 | Windows macOS Linux Chrome OS 等 |
Leawo Blu-ray Player | 無料 | Windows macOS |
Macgo Windows Blu-ray Player | 無料 (ウォーターマークあり) | Windows |
PowerDVD Ultra | 有料 | Windows |
WinDVD Pro ※2023年4月末で販売終了 | 有料 | Windows |
無料のものは、デフォルトの状態では再生できなかったり、広告があったり、多少の制限があります。
それらが問題なく自分で解決できる人には、無料のものがいいですよね。
自分で解決できなかったり、煩わしかったら有料のものを選択しましょう。
コメント
Leawo Blu-ray Playerが再生できない場合の解決策を以下のリンク先にありますので、こちらをご参考にしてください。
大抵の場合、ハードウェアアクセラレーションを無効化にするで処置をすると作品本編も再生できるようになるみたいです。
私のPC(Ryzen自作機)もこれで解決し、現在ブルーレイを快適に再生されており、一時間半の映画BD(手持ち唯一のBDソフト、逮捕しちゃうぞ the Movie)を完走確認中!
一般の使用者には、ブルーレイの再生目的なら、Leawo Blu-ray Playerを導入(インストール工程)する方が、易しいと思われます。
解決情報リンク先 https://www.leawo.org/jp/tutorial/leawo-blu-ray-player%E3%81%8C%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E7%AD%96-1354.html
VLCの必要処置は、プログラムを心得えている上級者向きであり、最後のKEDYB.cfgの先頭に記述で行き詰るかと思います。
詳細を掲載できないのは、暗黙の了解事項と心得ておるユーザーが多いと思いますので、これ以上は悪しからずと言ったところでしょう!
情報ありがとうございます!
Leawo Blu-ray Playerは64ビットのPCに対応していないのですか
32ビットのJAVインストールを求められます。
ご教授宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
Leawo Blu-ray Playerは32bit版のみのようですね、Javaも32bit版がインストールされています。
僕のPCはWindows 10の64bit版で使用していますが、特に問題なく動作していますよ。