【ノートパソコンクーラー比較】おすすめ3製品と冷却効果の違い

ノートパソコンの熱さが気になるなら、ノートパソコンクーラーの使用をおすすめします。

夏の暑い時期や暖房の効いた部屋では、パソコン内部の温度は高くなりがち。

パソコン内部の温度の高い状態が続くと、急に電源が落ちたり、パーツの消耗にも繋がります。

今回は、ノートパソコンクーラーのおすすめ製品をタイプ別に比較して、冷却効果の違いを解説します。

この記事はこんな人におすすめ

ノートパソコンの熱が気になる
熱くなりがちなゲーミングノートPCを使っている
ノートパソコンクーラーはどのタイプがいいのか知りたい

ノートパソコンクーラーをタイプ別に比較
ファン付き冷却台・冷却パッド
1. 特徴と冷却効果
2. おすすめ製品｜CoolerMaster NOTEPAL X-SLIM II
扇風機型ファン
1. 特徴と冷却効果
2. おすすめ製品｜エレコム FAN-U177BK
吸引式ファン
1. 特徴と冷却効果
2. おすすめ製品｜ETS 吸引式ファン
パソコン内部の温度を確認する方法
ノートパソコンクーラータイプ別比較まとめ

ノートパソコンクーラーをタイプ別に比較

ノートパソコンクーラーをタイプ別に比較すると、以下のようになります。

	冷却台	扇風機型	吸引式
汎用性	〇	〇	△
冷却効果	△	〇	◎
静音	〇	△	△
製品例	CoolerMaster NOTEPAL X-SLIM II	エレコム FAN-U177BK	ETS 吸引式ファン

汎用性はどのようなノートパソコンでも使用できるかどうかという意味です。

次で、それぞれの詳細を見ていきますね。

ファン付き冷却台・冷却パッド

CoolerMaster ノートパソコン用クーラー NOTEPAL X-SLIM2 (型番:R9-NBC-XS2KJ-GP)

特徴と冷却効果

ファン付き冷却台（冷却パッド）は、ノートパソコンスタンドの底面にファンが付いた製品です。

ノートパソコンは、ファンレスタイプなら特にそうですが、マシン全体で放熱するものが多いです。

そのため、机に直置きするよりもスタンドを使って机との隙間が空いている方が冷えやすくなります。

ファン付き冷却台はノートパソコンを載せるだけのため一番手軽。

そして、多くの製品はUSBケーブルでノートパソコン本体から給電できるので、専用ACアダプタも不要。

気にしておかないといけないことは、対応サイズだけです。

15.6インチ対応のファン付き冷却台なら、それを超える大型のノートパソコンも少ないので、多くのノートパソコンで使えるでしょう。

大きなファンで比較的静音な製品が多いですが、冷却効果はその他のタイプの製品よりやや低めです。

扇風機型ファン

エレコム USB扇風機縦置き/横置き/ PC&タブレット冷却台 3段階風量調整ブラック FAN-U177BK

特徴と冷却効果

扇風機型ファンは、その名の通り卓上扇風機のような感じです。

ファン付き冷却台と同様に手軽に使えて、USBケーブルで給電可能です。

使い方は、枕のようにノートパソコンの後ろ側を載せて使うか、横に置いて横から風を当てるのもアリ。

用途や置き場所を選ばないので、プレイステーションなどのゲーム機やWi-Fiルーターなどの機器の冷却にも使えます。

風の強さが大きいだけあって、冷却効果はファン付き冷却台よりも高いです。

吸引式ファン

ETS吸引式ノートパソコン熱排出CPUファン冷却ファン吸引式クーラー USB ターボノートＰＣクーラーコンパクト設計温度調整可能ファン回転数調整軽量静音タイプ冷却パッド

特徴と冷却効果

吸引式ファンは、ノートパソコンのファンの排気口に取り付けます。

最も冷却効果が高いのは、この吸引式ファンです。

というのも、排気口から空気を吸うことでノートパソコンの内部ファンを強化するような形になり、CPU・GPUなどの内部のパーツをダイレクトに冷やすことができるからです。

ただし、吸引式ファンはあまり汎用的ではありません。

ノートパソコンのサイドに排気ファンがあって装着できることが条件です。

そのため、ファンレスタイプのノートパソコンや、排気ファンが特殊な位置にあるノートパソコンには使えません。