Windows 10でUbuntu GRUBブートローダーの削除方法 UEFI/レガシーBIOS

Windows 10 Windows
この記事は約8分で読めます。

先日、UbuntuのLive USBメモリを作った際に、GRUBブートローダーがインストールされました。

おかげで、Windows 10とUbuntuのデュアルブートになっていました。
インストールしたPCは、UEFIでディスクはGPTパーティションでしたが、そのGRUBブートローダーの削除方法が結構ややこしかったです。
また、レガシーBIOSでMBRパーティションの場合は、手順が異なるようでした。

なお、今回のバージョンは以下の通りです。

  • Windows 10 Pro(64bit)
  • Ubuntu Desktop 日本語 Remix 18.04.2 LTS
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レガシーBIOS(MBR)・UEFI(GPT)の確認

Ubuntu GRUBブートローダー削除

PCのBIOSモードがレガシーBIOSUEFIかは、システム情報で確認できます。

システム情報は、Cortanaやファイル名を指定して実行で「msinfo32」と入力して実行すれば開きます。
BIOSモードの項目です。

Ubuntu GRUBブートローダー削除

また、ディスクのパーティションがMBRGPTかは、ディスクの管理で確認できます。

ディスクの管理で、該当のディスクを選択して右クリック ⇒ プロパティを開き、ボリュームのタブを開きます。
パーティションのスタイルの項目で確認です。

UEFIでのGRUBブートローダーの削除

Ubuntu GRUBブートローダー削除

このPCはUEFIだったので、UEFIのGRUBブートローダーの削除方法から始めます。

bcdeditコマンドでエントリの削除

まずは、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

bcdeditコマンド(ブート構成データストアエディター)でエントリを一覧表示し、Ubuntuのエントリを見つけます。
そのIDを指定して、エントリの削除を行います。

> bcdedit /enum firmware
…
ファームウェア アプリケーション (101fffff
--------------------------------
identifier              {796b9349-67f5-11e7-b3d0-3c52822efe03}
device                  partition=\Device\HarddiskVolume1
path                    \EFI\ubuntu\shimx64.efi
description             ubuntu
…

> bcdedit /delete {796b9349-67f5-11e7-b3d0-3c52822efe03}
この操作を正しく終了しました。

もう一度同じコマンドで一覧表示すると、削除されていることが分かると思います。

  • bcdeditコマンドのオプション
    • /enum … ストアのエントリを一覧表示する。
    • /delete … ストアからエントリを削除する。

EFIシステムパーティションからUbuntuディレクトリの削除

続いて、EFIシステムパーティションのUbuntuのディレクトリを削除します。
diskpartコマンドでEFIシステムパーティションを探し、ドライブレターを割り当てます。
なお、EFIシステムパーティションはFATベースのフォーマットとなっています。

> diskpart

DISKPART> list disk
  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン           238 GB  7168 KB        *

DISKPART> sel disk 0
ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> list vol
  Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0     C   Windows      NTFS   Partition    232 GB  正常         ブート
  Volume 1                      NTFS   Partition   1815 MB  正常
  Volume 2                      NTFS   Partition   1738 MB  正常
  Volume 3     E   HP_TOOLS     FAT32  Partition   2048 MB  正常
  Volume 4         SYSTEM       FAT32  Partition    360 MB  正常         システム

DISKPART> sel vol 4
ボリューム 4 が選択されました。

DISKPART> assign letter=Z:
DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。

DISKPART> exit
DiskPart を終了しています...

このPCでは、Disk 0のVolume 4がEFIシステムパーティションでした。

Zドライブを割り当てたので、Zドライブに移動してEFIディレクトリのUbuntuディレクトリを削除します。

> Z:

> dir
 ドライブ Z のボリューム ラベルは SYSTEM です
 ボリューム シリアル番号は D833-95E9 です

 Z:\ のディレクトリ

2017/07/13  10:02                 0 SYSTEM
2019/08/24  19:40    <DIR>          EFI
2019/08/19  10:31    <DIR>          boot-repair
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen001.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen002.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen003.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen004.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen005.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen006.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen007.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen008.bmp
2018/02/21  19:29         2,359,350 screen009.bmp
              10 個のファイル          21,234,150 バイト
               2 個のディレクトリ     255,840,256 バイトの空き領域

> cd EFI

> dir
 ドライブ Z のボリューム ラベルは SYSTEM です
 ボリューム シリアル番号は D833-95E9 です

 Z:\EFI のディレクトリ

2017/07/13  10:02    <DIR>          .
2017/07/13  10:02    <DIR>          ..
2017/07/13  10:02    <DIR>          Microsoft
2019/08/19  11:12    <DIR>          Boot
2019/08/18  03:46    <DIR>          ubuntu
2019/08/24  19:40    <DIR>          HP
               0 個のファイル                   0 バイト
               6 個のディレクトリ     255,840,256 バイトの空き領域

> rmdir /s ubuntu
ubuntu、よろしいですか (Y/N)? y
  • rmdirコマンドのオプション
    • /s … ファイルやサブディレクトリも含めて削除する。

これで、UEFIでのGRUBブートローダーの削除は完了です。

レガシーBIOSでのGRUBブートローダーの削除

次に、レガシーBIOSでのGRUBブートローダーの削除方法について。
こちらは検証できるPCがないので、調べた情報のみとなります。

システム修復ディスクの作成

Ubuntu GRUBブートローダー削除

まずは、システム修復ディスクを準備します。
手元にない場合は、コントロールパネル ⇒ バックアップと復元 (Windows 7) ⇒ システム修復ディスクの作成で作ります。

bootrecコマンドでブートセクタ修復

Ubuntu GRUBブートローダー削除

続いて、システム修復ディスクを使ってブートし、コマンドプロンプトを起動します。
bootrecコマンドでブートセクタを修復します。

> bootrec /fixboot
操作は正常に終了しました。

> bootrec /fixmbr
操作は正常に終了しました。

> exit
  • bootrecコマンドのオプション
    • /FixBoot … システムパーティションに新しいブートセクターを書き込む。
    • /FixMbr … システムパーティションのマスターブートレコードを書き込む。

Ubuntuのパーティション削除

Ubuntu GRUBブートローダー削除

GRUBブートローダーを削除できたら、Ubuntuのパーティション削除を削除しておきます。
ディスクの管理で、該当のパーティションを選択して右クリック ⇒ ボリュームの削除を実施していきます。
今回は、Ubuntu Live USBメモリだったので全てのパーティションを削除するだけで完了としました。

最後に

今回は、UEFIレガシーBIOSのUbuntu GRUBブートローダーの削除方法を紹介しました。
Ubuntu Live USBメモリを削除する場合、Windows 10とUbuntuのデュアルブートをやめたい場合などに、参考にしてください。

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えふめん

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