自作デスクトップPC用のグラフィックボードとして、ASUS(エイスース)のファンレスグラフィックボード GT710-SL-2GD5を購入しました。
CPUは、GPU非搭載でグラボ必須のIntel Core i5-9400Fを選んだので、それに合わせるものを探していたんですよね。
PCゲームや動画エンコードはしないから低スペックで大丈夫なので、安くて静音で省電力なファンレスグラフィックボードを選択しました。
スペックやベンチマーク結果を紹介したいと思います。
その他のファンレスグラフィックボードの比較については、こちらの記事を参考にしてください。
ASUS GT710-SL-2GD5の詳細
ASUS GT710-SL-2GD5の詳細を見ていきます。
付属品
本体以外の付属品は、ロープロファイルプラケットがあるぐらいですね。
GPU Tweak II
添付のソフトウェア GPU Tweak IIは、ASUS製グラフィックボードのモニタリングと、パフォーマンスを設定できます。
インストールしたものの、温度の監視はフリーソフトで行っているので、特に使用しませんでした。
スペック
ASUS GT710-SL-2GD5の主なスペックは、以下の通りです。
グラフィック | NVIDIA GeForce GT 710 |
---|---|
コア数(CUDA) | 192 |
クロック周波数(ブースト) | 954MHz |
消費電力 | 19W |
メモリ | DDR5 2GB 64bit |
メモリクロック | 5,012MHz |
OpenGL | 4.5 |
バスインターフェース | PCI Express 2.0 x16 |
出力インターフェース | HDMI×1 DVI-D×1 D-Sub×1 |
ロープロファイル | 対応 |
サイズ(W×D×H) | 167×69×17mm |
備考 | 1スロットサイズ 補助電源不要 |
GPUはNVIDIA GeForce GT 710で、かなりのローエンドモデルです。
その分、サイズは小さく1スロットに収まり、消費電力も少なくて補助電源なしで使用できます。
メモリ1GBと2GBのものがありますが、価格差も小さいので、2GBモデルがおすすめですよ。
GT710-SL-2GD5の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
MicroATXマザーボードに装着
同じくASUSのMicroATXマザーボードに装着すると、このような感じになります。
PCケースの拡張スロットに差し込んで、ネジ止めして完了です。
全長16.7cmと短いので、コンパクトなPCケースにも十分収まると思います。
画像は、JONSBO V4というPCケースに設置しています。
当たり前なんですが、ファンがないので動作音もなくて静かですよ。
ASUS GT710-SL-2GD5のベンチマーク結果
3DMark Time Spyでベンチマーク計測を行ってみましたが、画面がカクカク動いて全然滑らかじゃなくてダメでした。。
グラフィックのスコアが220と低く、トータルスコアも256という結果です。
全体の下位1%ほどに属する低スコアみたい。
このGPUで3Dゲームを行うのは厳しいのかなと。
3440×1440pxのウルトラワイドモニターをHDMIケーブルで接続していて、ゲーム以外の表示は問題ないんですけどね。
ASUS GT710-SL-2GD5 まとめ
今回は、ASUSのファンレスグラフィックボード GT710-SL-2GD5をレビューしました。
GPUの性能が必要なPCゲームや動画エンコード以外なら十分に使えるので、コスパの良い製品だと思います。
GT710-SL-2GD5の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
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