自作デスクトップPCのモニターをLG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bに買い換えました。
これまでは23インチのフルHDモニター2台をデュアルディスプレイで使用していましたが、使い勝手が悪いし、2台分のモニターやケーブルは邪魔で掃除も面倒だし…。
ウルトラワイドモニター1台でよくない?と思ったのが、購入のきっかけです。
曲面ディスプレイは初めて使いましたが、かなり良かったです。
どんな感じか紹介します。
LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bの仕様
LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bの詳細を見ていきます。
ワンクリックスタンドで簡単組み立て
モニターとスタンドはワンクリックスタンドで、工具やネジ不要で簡単に取り付け可能です。
モニターアームにも対応していますよ。
付属品
HDMIケーブルはやや短かったので、別途購入しました。
サイズ
サイズ (モニター部分 横×縦×奥行) | 81.4×35.9×9.3cm |
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スタンド高さ調節 | 46~57cm |
重量 (スタンド除く) | 6.3kg |
重量 (スタンド含む) | 8kg |
モニターの横幅は80cm越えで、めちゃくちゃ大きい。
スタンドの高さと画面の角度を調整できるので、見やすい位置に自由に配置できます。
液晶パネル
パネル・タイプ | IPS |
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画面サイズ | 34インチ |
アスペクト比 | 21:9 |
解像度 | 3440×1440px |
有効表示領域 | 800×335mm |
このサイズの画面は、UWQHD(Ultra-Wide QHD)と呼ぶみたいです。
QHD(Quad-HD)がHDの4倍でアスペクト比16:9に対して、UWQHDはQHDよりも横幅が広い21:9のウルトラワイドモニターになります。
解像度の横幅3440pxはフルHDの横幅1920pxの2倍近くあるので、画面を左右に分割して使用すれば、デュアルディスプレイと同等の使い勝手を実現できます。
僕はローエンドのファンレスグラフィックボードを使用していて、こんな高解像度のモニターに対応しているのか怪しかったのですが、HDMIケーブル接続で問題なく表示できています。
おそらく最近のハイスピードや規格2.0以降対応の製品やケーブルであれば、特に問題なく表示できるのかなと思います。
背面インターフェース
HDMI | 2 |
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DisplayPort | 1 (Ver 1.4) |
ヘッドホン (ステレオミニジャック) | 1 |
背面の入力端子はHDMIが2つ、DisplayPortが1つで、3つの入力の画面を切り替えることができます。
スピーカーは搭載していませんので、モニター経由でスピーカーの音声再生をしたければ、ヘッドホン用のステレオミニジャックに接続することになります。
僕のデスクトップPCは無線LANカードでスピーカーにBluetooth接続しているので、ステレオミニジャックはほとんど使用することはありません。
LG 34WL75C-Bの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bのメリット
LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bを使ってみて良かった点、メリットを紹介します。
曲面ディスプレイは見やすい
購入前は、曲面ディスプレイは画面酔いしそう、見にくそうとかいろいろ不安だったんですが、全くそんなことはありませんでした。
画面酔いや見にくさは全然ないです。
横幅80cmもあるので、カーブしているおかげで端の方まで見やすくてかなり良いです。
逆に、この横幅で平面ディスプレイなら端の方を見るときに顔を近づけないと見にくかったかもしれません。
価格は平面ディスプレイの方が安いので、どちらにしようか迷ったのですが、結果的に曲面ディスプレイにして正解でした。
アスペクト比21:9の横長画面で快適に作業できる
クリエイター系の画像・動画編集や音楽制作ソフトなどは横長インターフェースのものが多いと思います。
そういったソフトを使うなら、このウルトラワイドモニターは圧倒的に快適に作業できると思います。
ちなみに、Microsoft Excelはデフォルトの状態でBA列まで、53列も表示されています。
画面分割すればフルHDモニター2台分相当の使い勝手
LGの提供しているOnScreen Controlというソフトウェアを使用すれば、簡単に画面分割できます。
上述しましたが、画面を左右に2分割すれば、3440px÷2=1720pxなので、フルHDモニター2台分ぐらいのサイズになります。
モニター間の継ぎ目がない分、デュアルディスプレイよりもシームレスで使いやすいです。
OnScreen Controlの設定と使い方については、こちらの記事を参考にしてください。
映画やゲームの迫力ある映像を楽しめる
このような仕様・機能で、映像は綺麗です。
僕はゲームをしませんが、AmazonプライムビデオなどのVODで映画をよく見ます。
最近の映画は、シネマスコープ(シネスコ)と呼ばれる横縦比2:1以上の横長サイズで配信されることが多いです。
このウルトラワイドモニターなら、上下左右に黒い余白などはできず、全画面で迫力ある映像が楽しめます。
ちなみに、画像は映画インターステラー観賞中の模様です。
レンタルで映画を見るなら、モニターの解像度がかなり高いので、DVDよりブルーレイの方が断然おすすめですよ。
僕は、外付けブルーレイドライブを使用しています。
LG 34WL75C-Bの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bのデメリット
最後に、LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bのデメリット、注意点を挙げます。
まずは価格について、フルHDモニター2台からウルトラワイドモニター1台に買い替えたのですが、費用は高くなりました。
これは仕方ないですね、満足感の方が大きいのでよしとします。
横幅が80cmを超えるウルトラワイドモニターなので、デスクの横幅は100cm以上あった方が良いと思います。
僕は、横120cm×縦60cmのデスクに置いています。
重量はスタンドを含むと8kgで、かなり重いです。
スタンド部分だけを持つとかなり不安定なので、持ち運びの際は注意しましょう。
ちなみに、メーカー保証は3年です。
このウルトラワイドモニターにはスピーカーは内蔵していません。
そして、USB・Thunderboltポートもありません。
これらの機能が必須なら、搭載している上位モデルを検討しましょう。
上位モデルの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-B まとめ
今回は、LG ウルトラワイドモニター 34WL75C-Bをレビューしました。
フルHDモニター2台のデュアルディスプレイのときより費用はかかりましたが、満足できる結果でした。
快適なPCライフを送りたい方におすすめのウルトラワイドモニターです。
LG 34WL75C-Bの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
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