デスクトップPCの内部の掃除を1年に1回ぐらいするんですが、めちゃくちゃめんどくさいです。
1年ぐらい毎日使用していたらPCケース内部やパーツ・ファンにホコリが結構溜まるし、掃除しないとパフォーマンスに影響するし…。
そこで、デスクトップPCのホコリ対策でケース内部の掃除を楽にする方法を紹介します。
PC設置場所は床から高い位置のほうが良い
部屋を舞うホコリの密度が最も高いのは、床から約30cmぐらいまでと言われています。
そのため、PCケースは床に直置きするよりも、台やラックの上に置いて床からの距離を空けた方がホコリを吸いにくくなります。
もちろん台やラックにもそれなりにホコリは溜まるので、PCケース周辺や部屋の掃除はこまめにしておくのがいいでしょう。
ホコリ対策商品
PCケース内部へのホコリの侵入を防ぐ2つのフィルターを紹介します。
どちらも吸気口・吸気用ファンに取り付けます。
間違っても、排気口・排気用ファンには付けないように。
メッシュフィルター(ファンフィルター)
メッシュフィルター、別名ファンフィルター・ダストフィルターとも呼ばれますが、細かい穴が開いていて通気性を確保した薄いフィルターです。
ケースの通気口に空いている穴よりももっと小さいので、ホコリの侵入を防いでくれます。
素材はPVCのものが多く、錆びずに水洗いもできて掃除が楽。
ケースファンに直接取り付けるネジ穴の開いたタイプもありますが、PCケースが磁石のくっつく素材ならマグネット式のものが取り付け簡単でおすすめです。
ケースファンの吸気口に取り付けることを想定して、ファンのサイズに合わせて80mm・90mm・120mm・140mmといったサイズ展開をしているので、自分のPCにあったサイズを選びましょう。
PVC素材はハサミやカッターで簡単に切れるので、大きいサイズを購入してカットし、マグネットテープを貼って自分で作ることもできます。
不織布フィルター
不織布と言えば、マスクや換気扇のフィルターに使われている素材です。
PC用ではないのですが、通気性はあってホコリを通しにくいので、PCケースのフィルターに使うのはアリだと思います。
汚れたら捨てて貼り直すだけで楽ですし。
不織布フィルターを選ぶ際は、薄いものを選びましょう。
レンジフード用の不織布フィルターは分厚いものが多いので、トイレの換気扇用ぐらいの薄いものがちょうどいいです。
シールのように貼るだけの不織布フィルターなら作業も楽です。
自作デスクトップPCのホコリ対策で、不織布フィルターを貼ってみた様子は、こちらの記事を参考にしてください。
マグネットがくっつくPCケースの素材
PCケースに使われている素材をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。
マグネット式のフィルターはスチールにはくっつきますが、アルミにはくっつかないので、あらかじめ自分のPCケースの素材を調べておきましょう。
フィルターを使う場合は内部温度に注意
フィルターを使うと吸気量が減って、少なからずエアーフローが悪くなります。
そのため、フィルターを貼り付けてもきちんと冷却されているか、PC内部の温度は定期的にモニタリングしておきましょう。
フィルター使用後に温度が大きく上がってしまうようなら改善が必要です。
PC内部の温度をモニタリングできる常駐型フリーソフトは、こちらの記事を参考にしてください。
デスクトップPCのホコリ対策 まとめ
今回は、デスクトップPCのホコリ対策でケース内部の掃除を楽にする方法を紹介しました。
PC内部へのホコリの侵入を防いで、掃除の手間と回数を減らしたいものです。
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