Windows 10のハードウェア交換後のライセンス再認証手順

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自作デスクトップPCのパーツ交換後に、Windows 10のライセンスが認証されていない状態になりました

OSのインストールされたストレージはそのまま使用したので、大丈夫かなと思っていたんですが…。

元々はBTOで購入したPCで、Windows 7⇒10へアップグレードを行ってきたものなので、プロダクトキーは分かりません。

そんな状態でしたが、ライセンスの再認証はプロダクトキーを入力することなくできましたので、その手順を紹介します。

今回のバージョン
  • Windows 10 Pro(64bit) 1909

マザーボード交換後にプロダクトキーが見つからないエラー

今回のパーツ交換は、ストレージ(SSD・HDD)以外のCPU・マザーボード・グラフィックボードなどをごっそりと交換しました。

Windows 10のバージョン1511からはデジタルライセンスとなったので、OSの初期化・クリーンインストールをしてもプロダクトキーなしでライセンス認証されます。

しかし、パーツ変更によってPC固有情報が変更された場合、ライセンス認証が外れる場合があります

特に、マザーボードが変わったことが大きいのかなと思っています。

パーツ交換後にWindows 10のライセンスが認証されていない状態になる

設定 ⇒ 更新とセキュリティ ⇒ ライセンス認証

ライセンス認証の画面を開くと、「Windowsはライセンス認証されていません」となって、以下のメッセージが出ていました。

デバイスにプロダクトキーが見つからなかったことがWindowsによって報告されました。
エラーコード:0xC004F213

ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ変更

パーツ交換を行う前に、Windowsのローカルアカウントを利用している場合は、Microsoftアカウントへ変更しておきます。

デジタルライセンスは、Microsoftアカウントへの紐付けもできるためです。

ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ変更する手順

設定 ⇒ アカウント

アカウント画面を開き、「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。

画面に従い、Microsoftでサインインします。

Windows Helloで、Windowsログイン時のPINや指紋認証を入力します。

ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ変更後の本人確認

本人確認を行うため、「確認する」をクリックします。

本人確認を行います。

ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへ変更完了

これで、Microsoftアカウントへの変更が完了しました。

Microsoftアカウントを使用しているデバイスの確認

ちなみに、「Microsoftアカウントの管理」をクリックすると、Microsoftアカウントのページにアクセスし、自分のアカウントで使用しているデバイスを確認できます。

Windowsライセンスの再認証手順

Windows 10のライセンス再認証手順 トラブルシューティングを実施

設定 ⇒ 更新とセキュリティ ⇒ ライセンス認証

ライセンス認証画面を開き、「トラブルシューティング」をクリックします。

Windows 10のライセンス再認証手順 ハードウェアを最近変更したを選択

トラブルシューティングが完了し、「このデバイスでWindowsのライセンス認証を行うことができませんでした。」という結果でした。

下の「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」をクリックします。

Windows 10のライセンス再認証手順 ユーザー認証

ユーザー認証を行います。

Windows 10のライセンス再認証手順 デバイスのライセンスをアクティブ化

使用しているMicrosoftアカウントのデバイス一覧から、該当するPCを選択してアクティブ化します。

Windows 10のライセンス再認証完了

これで、ライセンス再認証が完了しました。

Windows 10のライセンス再認証完了

ライセンス認証画面でも正しく認証されています。

最後に

今回は、自作デスクトップPCのパーツ交換後に、Windows 10のライセンス再認証を行いました。

Microsoftアカウントの紐付けで問題なく行けましたので、参考になれば幸いです。

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