HDDのバックアップやコピーの際には、サンワサプライのSATA-USB変換ケーブル USB-CVIDE4を使用しています。
この変換ケーブルは、コピー機能が付いていて大変便利。
僕の自作デスクトップPCはM.2のSSDを利用しておらず、2.5インチSSDを利用しているので、SSD・HDD共にSATA(シリアルATA)接続でこの変換ケーブルを使うことができます。
この記事では、サンワサプライのSATA-USB変換ケーブル USB-CVIDE4をレビューして、機能を紹介します。
サンワサプライ USB-CVIDE4の仕様
サンワサプライ USB-CVIDE4の主な仕様は、以下の通りです。
インターフェース | USB3.0 |
本体サイズ | W55×D78×H15mm |
本体重量 | 86g |
USBケーブル長さ | 約1m |
SATAポート | 2つ |
対応OS | Windows 10 ~ XP ※Windows 11でも動作した |
対応ドライブ | SATA 2.5/3.5インチ HDD SATA 2.5インチ SSD SATA 内蔵型光学ドライブ |
対応最大容量 | 合計3TB |
USB3.0なので、読み込み・書き込みは結構速いです。
左右にSATAコネクタが付いていて、2台までのSSD・HDDを同時に接続できます。
USBバスパワーではなくACアダプタ付属なので、2台繋いで使っても電力不足で落ちてしまうようなことはないです。
公式サイトにはWindows 10まで対応と書かれていましたが、Windows 11でも動作しました。
ディスク対応最大容量は合計3TBまでなので、大容量ディスクを使えない点はちょっと残念ですね。
ちなみに、SATAコネクタの内蔵型の光学ドライブ(CD・DVD・ブルーレイ等のメディア再生)も接続できます。
ただし、光学ドライブを接続する場合は片側1台しか使えません。
サンワサプライ USB-CVIDE4の使い方
サンワサプライ USB-CVIDE4の使い方を紹介します。
PCとUSB接続してファイルをバックアップ
フォーマットされているディスクであれば、WindowsのPCとUSB接続すると自動でマウントされてファイル読み込み・書き込みができます。
ドライバのインストールは不要、挿すだけで使用可能。
ドライブ全体を丸ごとバックアップしようと思うと、以下の記事のように専用のバックアップソフトを使用する必要があります。
SSD・HDDを2つ装着してディスク丸ごとコピー
USB-CVIDE4の一番の特徴は、コピー機能が付いていること。
コピー機能はPCへの接続不要。ソフトも不要。ディスクと本体のみでコピーできるので、めちゃくちゃ楽。
USB-CVIDE4よりも新しい製品も出ていますが、コピー機能は付いてないんですよね。。
コピーの実行方法は、本体上部にあるコピーボタンをダブルクリックするとコピーを開始します。
USB-CVIDE4の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
コピー機能利用時の注意点
コピー機能利用時の注意点がいくつかあります。
SATAコネクタが左右にありますが、左がコピー元ディスク、右がコピー先ディスクです。
左右を間違えると、「バックアップを取得しようと思ってたのに全部データ消えちゃった!」となってしまうので、注意です。
また、コピー元とコピー先ディスクの容量は同一か、コピー先の方が大きくなければコピーできません。
ディスクを丸ごとフルバックアップするなら、同一容量のディスクを準備することをおすすめします。
なぜなら、フルバックアップを取得したディスクからまたデータを戻したいときに、2つのディスク容量が異なると、逆方向のコピーができなくなるからです。
同一容量ならコピーの方向を心配する必要がありませんね。
そして、エラーの発生しているディスクはコピー機能ではバックアップ等できないと思っておいた方がいいでしょう。
途中で失敗したり、そもそもコピーを開始できなかったりします。
そういうディスクは、USB接続で手動でバックアップを行うようにしましょう。
サンワサプライ SATA-USB変換ケーブル USB-CVIDE4 まとめ
今回は、サンワサプライのSATA-USB変換ケーブル USB-CVIDE4をレビューしました。
ディスクのデータを別のディスクに丸ごとバックアップしたい人には、コピー機能付きのUSB-CVIDE4はおすすめです。
USB-CVIDE4の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
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