これまで、メタキーワード、メタディスクリプションの設定は、WordPressプラグイン「All in One SEO Pack」を利用していましたが、このプラグインはいろんなことが設定できる反面、結構複雑でした。
そこで、もっとシンプルなものはないかと探し、WordPressプラグイン「Meta Manager」へと乗り換えることにしました。
ちなみに、「All in One SEO Pack」で主に利用していた機能は、Google Analyticsトラッキングコードの埋め込みと、メタキーワード、メタディスクリプション設定でした。
なお、今回のバージョンは以下です。
- WordPress 4.3.1
- Meta Manager 1.0.8
メタキーワード、メタディスクリプションとは
メタキーワード、メタディスクリプションとは、Webページのさまざまな情報を示すメタデータの1つであり、HTMLのheadタグ内にmetaタグで、以下のように記述します。
<meta name="keywords" content="Webページのキーワード1,キーワード2,キーワード3" /> <meta name="description" content="Webページの説明文" />
以前は、SEOに有効であり、検索エンジンロボットが認識する重要なものでしたが、現在では特に重要ではないようです。
しかし、設定しておくに越したことはありません。
プラグイン「Meta Manager」のインストール
まずは、「Meta Manager」をインストールする。
「プラグイン」⇒「新規追加」を開き、「Meta Manager」を入力して検索し、インストールする。
インストールしたら、プラグインを有効化する。
プラグイン「Meta Manager」の設定方法
「設定」⇒「Meta Manager」を開き、設定画面へ。
「サイトワイド設定」で、トップページやカテゴリーページなどのメタキーワード、メタディスクリプションを設定できます。
「記事設定」、「タクソノミー設定」で、カテゴリー・タグ・抜粋を自動でメタキーワード、メタディスクリプションに設定できるので、チェックしておきます。
そして、投稿ページ上部の「表示オプション」で「メタ情報」にチェックすると、下部にメタキーワード、メタディスクリプションの入力エリアが表示されます。
個別にその投稿に設定したい場合は、こちらに入力します。
プラグイン「All in One SEO Pack」の「Description」から「抜粋」へデータ移行
「All in One SEO Pack」の機能を利用して、「Description」の項目に投稿の説明文を入れていましたので、WordPress標準項目の「抜粋」へ移行する必要がありました。
しかし、投稿数が多いので、手作業ではかなりきつい。。
そこで、SQLクエリでデータベースからデータを抽出し、データをExcelで加工して更新用SQLクエリを作成し、一括でデータを移行しました。
抽出用のSQLクエリは、以下のようになります。
「wp_posts」と「wp_postmeta」を結合させ、Description項目のキー「_aioseop_description」のデータを抽出しています。
SELECT P.ID, P.post_title, M.meta_value FROM `wp_posts` AS P LEFT JOIN `wp_postmeta` AS M ON P.ID = M.post_id WHERE P.post_excerpt = '' AND P.post_type = 'post' AND M.meta_key = '_aioseop_description';
そして、抽出したデータをExcelに貼り付け、投稿数分だけ以下の更新用のSQLクエリを作成しました。
UPDATE `wp_posts` SET post_excerpt = '説明文' WHERE ID = 投稿ID;
ということで、「All in One SEO Pack」から「Meta Manager」への乗り換え完了です。
以上です。
コメント
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