先日、当ブログ「俺の開発研究所」はサーバ移行を行いました。
サーバ移行するにあたって、行った手順を忘れぬようにメモしておきます。
サーバ種別の選定
まずは、移行先のサーバの種別を選定する。
今回の要件としては、以下です。
- WordPressが利用可能であること
- 今後のことも考え、複数運用が可能であること
で、調べてみると最近はいろいろあるなー。
なお、専用サーバや自宅サーバなど、コスト・作業量的にも最初から除いてるものもあります。
種別 | クラウド(IaaS) | クラウド(PaaS) | 仮想専用サーバ(VPS) | 共有サーバ(レンタルサーバ) |
コスト | 高 | 初期無料で追加機能が有料の場合が多い | 中 | 低 |
特徴 |
・リソース拡張自由自在。 ・全て自分で構築できる反面、幅広い専門知識が必要。 |
・ミドルウェア設定は不要。 ・コーディングにのみ専念できる。 ・初期コストを抑えられる。 |
・管理者権限あり。 ・他利用者の影響を受けにくい。 ・自由に構築できる反面、専門知識が必要。 |
・管理者権限なし。 ・他利用者の影響を受ける可能性がある。 ・簡単に構築できる為、専門知識は不要。 |
サービス |
・Amazon Web Services のマネージドクラウドサービス |
・スケール |
・GMOクラウドのVPS ・さくらのVPS |
・ロリポップ! ・エックスサーバー ・ファイアバード ・さくらのレンタルサーバ |
いろいろありますが、今回の要件を満たし、コストパフォーマンス的に良さそうな「レンタルサーバ」を選択しました。
レンタルサーバの選定
続いて、どのレンタルサーバサービスを利用するかを選定する。
有名どころはこんなところか。
名称 |
ロリポップ! |
ファイアバード |
さくらのレンタルサーバ |
プラン | チカッパプラン | ? | スタンダード |
料金 |
・初期費用…¥1,575 ・月額…¥525 |
・初期費用… ・月額…¥525 |
・初期費用…¥1,000 ・月額…¥500 |
容量 | 120GB | 100GB | 100GB |
機能 |
・マルチドメイン(100個) ・サブドメイン(1ドメイン500個) ・MySQL(30個) ・PHP ・CGI(Perl、Ruby、Python) ・WordPress簡単インストール ・FTP ・SSH ・メールアドレス(独自ドメインの場合無制限) ・メーリングリスト(10件) ・メールマガジン(10件) |
・マルチドメイン(無制限) ・サブドメイン(1アカウント3,000個) ・MySQL(10個) ・PHP ・CGI(Perl、Ruby、Python) ・WordPress簡単インストール ・FTP ・メールアドレス(1000件) |
・マルチドメイン(20個) ・サブドメイン(無制限) ・MySQL(20個) ・PHP ・CGI(Perl、Ruby、Python) ・WordPress簡単インストール ・FTP ・SSH ・メールアドレス(無制限) ・メーリングリスト(10件) |
いろいろありますが、今回は国内データセンターで回線の速度や安定性などに定評のある「さくらのレンタルサーバ」を選択しました。
ちなみに、レンタルサーバを契約するのは大学時代以来です。
大学時代は、「ロリポップ!」を使用していました。
ドメインの決定
サーバが決定したので、次は利用するドメイン(URL)。
こちらもドメイン登録サービス業者がいろいろあるなー。
名称 |
お名前.com |
スタードメイン |
ムームードメイン |
料金 |
・「.com」…年額¥660 ・「.net」…年額¥460 ・「.jp」…年額¥1,860 |
・「.com」…年額¥920 ・「.net」…年額¥850 ・「.jp」…年額¥2,480 |
・「.com」…年額¥780 ・「.net」…年額¥580 ・「.jp」…年額¥2,980 |
いろいろありますが、今回は「お名前.com」を選択しました。
で、ドメインの取得は早い者勝ちなのですが、大学時代にも使用していた「net-luck.com」がまだ空いていたので、こちらにしました。
ちなみに、この「net-luck.com」には2つの意味を勝手につけております。
- 「ネット」上には膨大なページがあるのに、このページにたどり着いてくれたのはもはや「運(luck)」だ。
- 「ネット」で「楽(ラク)」して生きていきたい。
そんな感じで、WordPressを運用していくための土俵であるサーバの準備は整った。
次回は、コンテンツ等の移行についての内容を投稿します。
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