Visual Studioの「Visual SourceSafe(VSS)」の使い方

Visual Studio 開発環境
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Visual Studioのソースコード管理ソフト「Visual SourceSafe」の使い方のメモ。

なお、今回のバージョンは以下です。

  • Visual Studio Professional 2012
  • Visual SourceSafe 6.0

ちなみに、Visual SourceSafeは、現在ライセンスの提供・サポートは終了しているよう。

後続の製品は、「Team Foundation Server(TFS)」とかいうやつらしい。

Visual Studioの設定

メニューバーの「ツール」⇒「オプション」を開く。

左側の「ソース管理」⇒「プラグインの選択」を選択し、右側の「プラグインの選択」で「Microsoft Visual SourceSafe」を選択する。

左側の「ソース管理」⇒「環境」を選択し、右側の「チェックイン項目の動作」で以下を選択する。

  • 保存時…チェックアウトを確認する。
  • 編集時…チェックアウトを確認する。

最新バージョンの取得

Visual Studio、もしくはWindowsのスタートからVisual SourceSafeを開く。

Visual Studioから開く場合、メニューバーの「ファイル」⇒「ソース管理」⇒「Microsoft Visual SourceSafeを起動」で開く。

Windowsのスタートから開く場合、「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「Microsoft Visual SourceSafe」⇒「Microsoft Visual SourceSafe 6.0」で開く。

左側の「すべてのプロジェクト」から対象のものを右クリックし、「最新バージョンの取得」を押下する。

以下の値を設定し、取得する。

  • 取得先…任意の場所
  • サブプロジェクトも対象…チェックオン
  • ツリー構造の作成…チェックオン
  • 書き込み可能ファイルを作成…チェックオン

ローカルに最新バージョンがダウンロードできた。

バインド

ダウンロードしたソリューション・プロジェクトをVisual Studioで開く。

各ファイルは、読み取り専用になっているはず。

ダウンロードしたファイルを、VSSのリポジトリ上のものと関連付け(「バインド」)する。

バインドすることで、Visual Studioでチェックイン・チェックアウトが可能になる。

メニューバーの「ファイル」⇒「ソース管理」⇒「ソース管理の変更」を開く。

「ソリューション/プロジェクト」を選択し、「バインド」を押下する。

「Visual SourceSafeのログオン」が開くので、ログインし、該当のプロジェクトを選択し、バインドする。

その後、「編集用にチェックアウト」画面が出てくるので、同時にチェックアウトもできる。

ここでチェックアウトできるファイルはプロジェクトファイル(.vbproj)だけみたい。

チェックアウト

VSSでリポジトリ上のソースを編集するためにロックすることを、「チェックアウト」というらしい。

「ソリューションエクスプローラー」⇒ソリューションを右クリック⇒「編集用にチェックアウト」を開く。

「チェックアウトする項目の選択」でチェックをし、「チェックアウト」を押下する。

これで、各ファイルが読み取り専用が解除され、編集可能になる。

チェックイン

チェックアウトしたソースを編集し、リポジトリへ反映することを「チェックイン」というらしい。

SVNでいうところの「コミット」だ。

「ソリューションエクスプローラー」⇒ソリューションを右クリック⇒「チェックイン」を開く。

「チェックインする項目の選択」でチェックをし、「チェックイン」を押下する。

これで、VSSにチェックインされ、各ファイルが再び読み取り専用になる。

VSSにプロジェクトを追加

ローカルで作成したソースをVSSのリポジトリにプロジェクト追加する場合は、以下のようにする。

「ソリューションエクスプローラー」⇒ソリューションを右クリック⇒「ソース管理にプロジェクトを追加」を押下する。

「Visual SourceSafeのログオン」が開くので、ログインし、「Visual SourceSafeに追加」を開く。

「プロジェクト名」を入力し、追加先のプロジェクトを選択し、プロジェクトを追加する。

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