VB.NETでクリップボードを操作するには、「Clipboard」クラスを使用する。
主なメソッドは以下のよう。
- 「Clear」…クリップボードを消去する
- 「GetData」…クリップボードから指定の種類のデータを読み込む
- 「GetText」…クリップボードからテキストデータを読み込む
- 「GetImage」…クリップボードからイメージデータを読み込む
- 「SetData」…指定の種類のデータをクリップボードへ書き込む
- 「SetText」…テキストデータをクリップボードへ書き込む
- 「SetImage」…イメージデータをクリップボードへ書き込む
- 「ContainsData」…クリップボードに指定の種類のデータが格納されているかを判断する
- 「ContainsText」…クリップボードにテキストデータが格納されているかを判断する
- 「ContainsImage」…クリップボードにイメージデータが格納されているかを判断する
なお、Visual Studioのバージョンは以下です。
- Visual Studio Professional 2012
今回はテキストデータを操作してみた。
以下、サンプル。
'変数準備
Dim str As String
'クリップボードのクリア
Clipboard.Clear()
'クリップボードにテキストデータ設定
Clipboard.SetText("テスト")
If Clipboard.ContainsData(System.Windows.Forms.DataFormats.Text) Then
'クリップボードにTextデータが存在する場合
'クリップボードのテキストデータを取得
str = Clipboard.GetText
'メッセージ表示
MessageBox.Show(str)
Else
'クリップボードにテキストデータが存在しない場合
'メッセージ表示
MessageBox.Show("クリップボードにテキストデータがありません。")
End If



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