SQL Serverのテーブルカラムに「IDENTITY」というものを指定しておけば、データ挿入された時に自動連番で設定してくれるので非常に便利である。
これはシステムで自動連番となるので、IDやNoなどの主キーとなるカラムに設定することが多い。
今回はその「IDENTITY」について、現在の値を確認・変更する方法を紹介します。
なお、今回のバージョンは以下です。
- SQLServer Standard 2008 R2
現在値の確認
まずは、現在値の確認方法。
IDENTITYの現在値を確認する場合は、以下のSQL文で確認できる。
--「TEST」テーブルのIDENTITYの現在値を確認 SELECT IDENT_CURRENT('TEST') AS ID
現在値の変更
続いて、現在値の変更方法。
IDENTITYの現在値を変更する場合は、以下のSQL文を実行すると変更できる。
--「TEST」テーブルのIDENTITYの現在値を「1」に設定 DBCC CHECKIDENT(TEST, RESEED, 1)
テストの際など、自動連番を元の値に戻したい場合に使用する。
以上。
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