前回は、DB2の場合にSELECT文の取得件数を制限し、任意の件数を取得する方法を紹介しました。
今回は、「SQL Server」の場合です。
なお、今回のバージョンは以下です。
- SQL Server 2008 Express Edition
TOP句を使用して、はじめのX件を取得するSQL
はじめのX件を取得したい場合は、SELECT句の先頭にTOP句を使用する。
使用例はこちら。
--testテーブルをcolumn1順にはじめの100件のみ取得する
SELECT
TOP 100
column1
,column2
FROM
test
ORDER BY
column1
ROW_NUMBER関数を使用して、X件目~Y件目を取得するSQL
X件目~Y件目を取得したい場合は、ROW_NUMBER関数を使用して行番号を振り、そこから取得件数を制限することができる。
使用例はこちら。
--testテーブルをcolumn1順に101件目~200件目のみ取得する
SELECT
column1
FROM
(SELECT column1,ROW_NUMBER() OVER (ORDER BY column1) AS rownum FROM test) AS t
WHERE
rownum BETWEEN 101 AND 200
ORDER BY
rownum
最後に
SQL ServerのSELECT文の取得件数を制限し、任意の件数を取得するには、TOP句・ROW_NUMBER関数を使おう。
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